アメリカ南部のフロリダ州の連邦地裁は、ドナルド・トランプ前大統領（76）が機密文書を自宅に違法に持ち出したとして起訴されたことを公表しました。起訴状によると、トランプ氏は核兵器や米軍の計画・作戦に関する情報、さらには米国や同盟国の軍事的な弱点に関する機密文書を持ち出していたことが明らかになりました。写真には、それらの文書が自宅のトイレや浴室に隠されている様子が写されています。さらに、トランプ氏は発覚を免れるために機密文書と新聞を交互に入れて隠したりする工夫もしていたと報じられています。彼は機密文書を許可なく持ち出し、ずさんな管理下でその内容を民間人に自慢したため、スパイ防止法違反などの罪で37件について起訴されました。もし有罪判決が出れば、スパイ防止法により最大10年、司法妨害により最大20年の禁錮刑が科せられる可能性があるといいます。トランプ氏の再出馬に注目が集まっていますが、有罪判決が出れば再出馬は困難になるでしょう。[著作権者VONVON /無断コピー、無断転載および再配布禁止（違反時の法的措置）]
